学科紹介

3つの学科を設置し多様な問題を法的に研究

法学部では法律の基本を学ぶことにより、社会で起こる多様な問題について法的に考える力を育成していきます。基本的な法理論から社会を直視した法律の運用をバランスよく学ぶ法律学科、グローバル時代に即応した国際関係法学科、国内で唯一環境法に特化した地球環境法学科を設置しています。

法律学科

法律を学び、法と社会の関連を追究することで法的思考に基づく問題解決能力を身に付ける

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国際関係法学科

複雑・高度化する国際社会の法律・政治問題にスポットを当てる

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地球環境法学科

地球規模の環境問題を解決する法システムを分析し構築する

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国際社会で活躍できる人材の育成を目指す

グローバル化が進み、ますます複雑化する現代社会。国際関係や地球環境などの問題解決にも法的な思考が求められています。法学部では、国境という枠組みを超えた問題に対応できる法的思考能力や問題分析能力を有し、国際社会でも活躍できる人材を養成するため、外国語や国際法、国際政治などの教育にも力を入れています。

from Sophian

小室 智広
小室 智広
2004年3月卒業
(法学部法律学科)
株式会社三菱東京UFJ銀行

私は2004年に法学部を卒業後、現在都市銀行にてプロジェクトファイナンス業務に従事しております。プロジェクトファイナンスとは、主として国内外の資源、発電、インフラ関連のプロジェクトへの融資を指しますが、企業の信用力や担保価値を元に融資を行う一般的な貸出形態とは異なり、プロジェクト自体から生み出されるキャッシュフローに依拠する形で融資を行うため、プロジェクトに関するリスクを正確に把握し、そのリスクを分析する必要があります。したがって、当該業務を進めるにあたっては、高度な分析力のみならず、論理的な思考力やそれらを駆使して得られた情報を効率的且つ効果的にアウトプットする能力が特に求められます。その点、私が大学時代に学んだ法律知識は、今の業務に直接関係しているわけではありませんが、4年間法律を学んだことで自然に身についた「物事を論理立てて考える癖」が、今の仕事に活きていることは言うまでもありません。特にゼミでは、少人数制で授業が行われることもあり、自然と考えさせられる機会が多くなることから、効果は抜群でした。私の大学4年時の所属ゼミは、知的財産権法でしたが、毎回与えられる事前課題が全て英語であったこともあり、多少の苦労はあったものの、この1年間で法的思考力のみならず、英語力も鍛えていただいたことに、今では非常に感謝しております。また、大学3年時には上智大学が交換留学協定を結んでいるペンシルバニア大学への短期留学も経験させていただきましたが、そこで出会った国際的な視野を持つ学生達との出会いは、現在の仕事を選ぶきっかけを与えてくれました。勉強以外でも、私は軟式野球サークルに所属し、大好きな野球に打ち込んだり、人に教えることが好きであったことから家庭教師のアルバイトをしたり、4年間の大学生活において好きなことや興味のあることは、ほぼ全てやり切りました。今思い返せば、勉強や留学だけではなく、サークル活動やアルバイト等を通して得た全ての経験が、何かしらの形で現在の社会人生活に活かされており、あらためて様々な経験を積んでおいて良かったと実感しております。そして、大学時代に得ることができた何よりもかけがえのないものは、学内外問わず大学生活を通して知り合った友人達です。現在でも定期的に交流しており、様々なフィールドで活躍する友人達に、会う度にたくさんの刺激をもらっています。

以上

石井 亜紀
石井 亜紀
環境省大臣官房秘書課大臣室

私が上智大学に入学したのは、2000年、今から13年も前のことです。少人数授業と国際色豊かなところ、そしてなによりも大学の雰囲気に憧れて大学に入学しました。入学すると、そこには期待していた以上に興味深い授業や楽しい大学生活が待っていました。しばらくは必修の法律や語学の授業について行くのに必死でしたが、単位を取るために努力したのも、1・2限目の授業に間に合うために片道2時間かかる自宅からがんばって通学したのも、今となってはとても良い思い出です。できるものなら、もう一度学生に戻りたいです。

大学では法律学科の科目の他に、他学科の授業もわりと自由に受講することができたので、国際関係や環境関係の授業もたくさん受講しました。環境法の授業を受けたことがきっかけで今後の日本の環境政策に関心を持つようになり、それを将来の仕事にしたいと思いました。

法学部を卒業したのち、学士入学で外国語学部英語学科に入って2年間、語学と国際関係を学んでから2006年4月に環境省に入省しました。「今後の日本の地球温暖化対策を間近で見て、それに関わっていきたい」というのが面接官に語った私の志望動機です。

入省して7年と少しが経ちました。部内の庶務や秘書業務、外国の機関との連絡調整、国の決算などの会計業務などの仕事を経験して、今は環境大臣室での秘書業務を行っています。大臣室での仕事は大臣や秘書官たちがスムーズに仕事ができるようにサポートすることです。裏方の仕事ではありますが、やりがいもたくさんあります。目の前での出来事が、夕方のニュースで取り上げられるなど、省内でもなかなかできない貴重な経験の毎日です。

東日本大震災を機に環境省の役割は大いに変わりました。除染という今までにあまり前例の無い事業だったり、汚染廃棄物の問題だったり、たくさんの新しい課題があります。これに加え、従来からの地球温暖化対策はもちろん、大気汚染などの典型7公害や自然環境問題、ゴミ問題などの仕事もあります。省内全体では仕事はすごく増えましたが、忙しくも充実した毎日を過ごしています。

環境基準などを調べたり、情報開示請求があったりした時などは、法律学科で学んだことが特に役立つ瞬間です。そして何よりも、環境問題の大切さや奥深さを教えてもらったからこそ、今ここで働く私があるのだと思います。

今後も上智大学で身につけた知識を生かしながら、卒業生であることに誇りを持って仕事をしていこうと思います。