HOMEイベント
■上智大学環境法研究会

◆ 設立趣旨

環境資源の相対的稀少化と認識の多様化、新たな環境影響物質に関する知見の増大、地球環境問題への協調的対応の必要性、国・地方関係をめぐる法環境の変化、「法の支配」の徹底への内外の要求…。環境法をめぐる状況は、最近、急速に変化しつつある。環境法を研究対象とする環境法学には、これらの状況に対応して、政策や判例に理論的サポートを与える役割が、期待されているといえる。
上智大学環境法研究会は、環境法学がおかれた時代状況を十分に認識しつつ、環境法政策の発展に寄与できるような理論的・実務的研究をすることにより、会員相互の研究の深化と環境法学を一歩でも前に進めることを目的とする。

◆ 連絡先

代表:北村喜宣(上智大学法学部・法科大学院教授) kitamu-y@sophia.ac.jp
幹事:越智敏裕(上智大学法学部・法科大学院教授) t-ochi@sophia.ac.jp

◆ 研究会の記録(報告者の肩書きは、開催当時のもの)

■過去のイベント概要
 

■第42回(2017年12月21日(木))
  ・藤原周作(上智大学大学院法学研究科)
  ・「規制権限不行使の違法性ー最高裁の判断基準と司法審査の方法について(仮)」

■第41回(2017年11月24日(金))
  ・千葉実(上智大学大学院法学研究科)
  ・判例評釈「東日本大震災津波からの非難関係の国家賠償請求事件(仙台地判平成28年4月27日判時2321号65頁)」

■第40回(2017年9月22日(金))
  ・箕輪さくら(上智大学大学院法学研究科)
  ・判例評釈「農地法5条1項の許可を受けた者の造成工事により、隣接農地所有者が排水障害を被った場合において、当該許可処分が違法であるとして国家賠償を求めた事例(広島高岡山支判平成28年6月30日判時2319号40頁)」

■第39回(2017年7月21日(金))
  ・千葉実(上智大学大学院法学研究科)
  ・「災害対策法制のさらなる体系化等の方向性」

■第38回(2017年5月24日(水))
  ①釼持麻衣(上智大学大学院法学研究科)
  ・「土地利用・都市計画・建築法制と温暖化対策(仮)」
  ②小林和樹(東京農工大学生物システム応用科学府)
  ・「築地市場の移転問題に科学者はどのような役割を果たしたのか
  −土壌汚染対策のケーススタディからみる」
  ③箕輪さくら(上智大学大学院法学研究科)
  ・「英国2006年動物福祉法の分析」
  ④伊藤純子(上智大学大学院地球環境学研究科)
  ・「協働による環境共生型の森林管理のあり方−赤谷プロジェクトを事例として」

■第37回(2017年5月8日(月))
  ・伊藤正次(首都大学東京 教授)
  ・「枠付け緩和方策としての提案募集方式の意義:ある参加観察」

■第36回(2016年7月8日(金))
  ・若生直志(上智大学大学院法学研究科)
  ・「平等原則と環境法」

■第35回(2015年6月4日(木))
  ・藤岡典夫氏(農林水産省農林水産政策研究所企画官)、桑原勇進氏(本学教授)
  ・藤岡典夫『環境リスク管理の法原則』(早稲田大学出版部、2015年)書評会

■第34回(2015年2月20日(金))
 ①藤原周作(上智大学大学院)
 ・名古屋地判平成26年3月13日判時2225号95頁
 ②若生直志(上智大学大学院)
 ・福岡高宮崎支決平成25年7月18日LEX/DB25502709
 ③箕輪さくら(上智大学大学院)
 ・判例研究 さいたま地判平成23年1月26日LEX/DB25480885

これ以前の情報はこちら

 

Copyright (C) 2010 SOPHIA LAW SCHOOL. All Rights Reserved.